ヲタ無双 妄想伝

ただいま〜、って俺は独り暮らしだったな。
帰ってきても迎えてくれる人なんて、



あれ?誰かソファで寝てる・・・。



ミミミミキティキタ━━(゚∀゚)━━!!!


いや待て、これはどういう状況だ!?
わめくな!騒ぐな!まず落ち着け俺!


ヒィヒィフー。


・・・思わずラマーズ法で呼吸をしてしまった。
とりあえず本物かどうか確認しよう。




ほ、本物っぽい。
しかし何故俺の家に。
そして何故寝てる。
疑問は募るばかりだがそんな事はこの際どうでもいい。
今はこの状況をフル活用するのが己に課せられた使命だ。


とりあえず・・・抱きついてみようかな。
そうだ、こんなチャンス2度と無い。
やるなら今だ!


・・・・・・・。


ぐあ〜!いざとなるとテンパって動けね〜!


ハァ・・・ハァ・・・早くしないとその内目覚めるぞ、時間が無い、どうする俺!




そのとき突然「バン!」とドアが勢いよく開いた!


うわ!あば!すいません!
思わず心の中で謝ってしまった。
慌ててドアの方に振り返ると・・・、







今度はあややかよ!



次々と起こる訳のわからない展開に呆気に取られてボーっとしてたら、
「とお!!」の掛け声と同時に放たれた香りキックの直撃を受けた俺は後方に吹っ飛んだ!





亜弥「みきたん助けに来たよ!」
美貴「・・・ふにゃ?亜弥ちゃんおはよ〜」
亜弥「おはようじゃないよ!今大変だったんだよ!ちょっと耳貸して」



何やら事の次第を伝えてるようだが、顔面に香りキックを食らった俺は弁解する余裕も無かった。


美貴「ふんふん、え?マジで?信じらんな〜い」


いやいや、こちらにも言い分があ、







美貴「キモっ」


全く仰るとおりで・・・。


俺「いや、何と言うか、あまりに寝顔が可愛いから、つい魔が刺して」


あまりの眼力に思わず納得しかけたが、
混乱した脳味噌にムチを入れて必死に反論した。






美貴「問答無用!燃え尽きろ!」




俺「火ぃぃぃぃぃ!」




■編集後記
ピーチさんに対抗して妄想日記を書いてみたんだけど、
ノープランで書き出したのでストーリーが無駄に長くてつまらない罠(爆)